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むこうみ
ふりがな文庫
“むこうみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
向見
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向見
(逆引き)
大窓から一日で劒岳を上下しようと企てた私達の
向見
(
むこうみ
)
ずには、池の平のさんしょううおも肝を潰したに相違あるまい。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
私のこの
向見
(
むこうみ
)
ずな決心が、やがて私の尊敬すべき友人、深山木幸吉の
生命
(
いのち
)
をさえ奪うものであることを、予知し得たならば、私は
或
(
あるい
)
は、あの様な恐ろしい復讐の誓いをしなかったかも知れないのだ。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「大丈夫よ。お父さん、わたしだって
其様
(
そんな
)
向見
(
むこうみ
)
ずな事はしやしないから大丈夫よ。カッフェーに働いていさえすれば誰の世話にならなくっても、毎日会っていられるんだから。いっそ一生涯そうしている方がいいかも知れないのよ。」
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
むこうみ(向見)の例文をもっと
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