“みんこく”の漢字の書き方と例文
語句割合
明国100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ただ、惜しいのは、わしがおともいたして、長らく明国みんこくに渡っておいでなされた松坂の伊藤五郎大夫様のお作なのじゃ」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはその二人が、明国みんこくから亡命して来た陳元贇ちんげんぴんという者について、かの国に伝わる捕捉術をまなび、それにくふうを加えたものだ、ということであった。
の衆はみな若い頃には、八幡船ばはんせんとかいう船に乗って、明国みんこくから南蛮へまで押し渡ったものじゃそうな」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)