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みづごり
ふりがな文庫
“みづごり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水垢離
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水垢離
(逆引き)
「私の
粗相
(
そさう
)
でございました。明日の節分で滿願だと思ひましたので、井戸端へ出て
水垢離
(
みづごり
)
を取つて居りました。うつかり裏口を開けて出たのが惡う御座いました」
銭形平次捕物控:178 水垢離
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「十八や十九の
滅法
(
めつぽふ
)
可愛らしいのが、寢卷で井戸へ飛び込むのも色氣がなさ過ぎるし、
過
(
あやま
)
ちにしても、
水垢離
(
みづごり
)
を取りやしめえし、若い娘が、夜中に井戸端へ行くのも變ぢやありませんか」
銭形平次捕物控:208 青銭と鍵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お神さんが
患
(
わづ
)
らつた時は觀音樣へ曉方のお百度詣りをしたとか、寒中に
水垢離
(
みづごり
)
を取つたといふ話もありましたが、それほどの信心でも
定命
(
ぢやうみやう
)
に勝てなかつたものか、お神さんは二年前に亡くなりました
銭形平次捕物控:161 酒屋忠僕
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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