“みつばち”の漢字の書き方と例文
語句割合
蜜蜂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに反して思い掛けなく接触した人から、種々な刺戟を受けて、蜜蜂みつばちがどの花からも、変った露を吸うように、内に何物かを蓄えた。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
なよたけ 逃げなくったって大丈夫! こっちでおいたをしなければ蜜蜂みつばちは決してしたりなんかしないわ。……ほら、行ってしまった。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
そこの一隅にむらがりながら咲いている、私の名前を知らない真白な花から、花粉まみれになって、一匹の蜜蜂みつばちの飛び立つのを見つけたのだ。
燃ゆる頬 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)