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みずごころ
ふりがな文庫
“みずごころ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水心
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水心
(逆引き)
船頭は泳ぎを知っているから、いざというときに川へ飛び込んで助かりましたが、因幡守という人は
水心
(
みずごころ
)
がなかったと見えて沈みました。
半七捕物帳:53 新カチカチ山
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鯉
(
こい
)
が空気と住んでいるようなものだ、鯉は水と住まなくてはならない、即ち
魚心
(
うおごころ
)
水心
(
みずごころ
)
というて心と心と相通じる事がなくてはやり切れない、魂はおなじ魂を呼ぶからだろう。
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
落して、拾うと見せ、そっと女の脚へ
触
(
さわ
)
ってごらんなさい。女に
水心
(
みずごころ
)
がなければ、怒り出すにきまっている。もしまた、なすがままにさせているようだったら、もう大丈夫、さいごのことへ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
子供のときから築地の
河岸
(
かし
)
に育ったので、相当に
水心
(
みずごころ
)
があったと見えます。
半七捕物帳:53 新カチカチ山
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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