“みうら”の漢字の書き方と例文
語句割合
三浦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三浦みうらはいつもナポレオン一世の下に陣取りながら、結城揃ゆうきぞろいか何かの襟を重ねて、ユウゴオのオリアンタアルでも読んで居ようと云うのですから
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
言って見れば、山上一族が住む相州三浦みうら公郷村くごうむらからほど遠からぬ横須賀の漁港に、そこに新しいドック修船所が幕府の手によって開き始められていたのだ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
枳園は大磯を根拠地として、なか三浦みうら両郡の間を往来し、ここに足掛十二年の月日を過すこととなった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)