“まにあいがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間似合紙50.0%
間合紙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……うかがうところどうやら下総しもおさなまり。それに名札の紙が、古河こがで出来る粘土ねんどのはいった間似合紙まにあいがみということになると、あらためて武鑑をひっくりかえすまでのことはない。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
摂津せっつの国で特筆しなければならないのは、有馬郡塩瀬村の名塩なじおで出来る紙であります。古くから「間合紙まにあいがみ」と呼んでいるもので、雁皮がんぴを材料にし、これに細かい泥土をまぜてくものであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)