“まどだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窓台50.0%
窓臺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、窓台まどだいのところにいているテンジクアオイやフクシャをながめました。こうして、いちばんおしまいに、窓の横木よこぎにかけてある古い虫とりあみに目をとめました。
少年のまん前の窓台まどだいの上には、小さな鏡が一つおいてあります。そのかがみには、部屋へやじゅうのものが、ほとんどぜんぶうつって見えました。少年は頭をあげたとき、なにげなくこの鏡をながめました。
「魂が生きて行くには、惡い食物だ。で、あんたは、あの窓臺まどだいに腰掛けて、(私があんたの習慣を知つてるのが分るだらう)——」