“まついだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
松井田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
磯部いそべ松井田まついだからかよって来る若い人々のそそり唄も聞えなくなった。秋になると桑畑には一面に虫が鳴く。こうして妙義の町は年毎に衰えてゆく。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
翌朝よくあさになると、お竹は尚更癪気しゃくきが起って、病気は益々重体だが当人が何分にもきませんから、駕籠をやとい、碓氷を越して松井田まついだから安中宿あんなかじゅくへ掛り、安中から新町河原まで来ますと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)