“まきあげき”の漢字の書き方と例文
語句割合
捲揚機100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガラガラとウィンチ(捲揚機まきあげき)の廻転する音、ガンガンと鉄骨を叩く轟音ごうおん、タタタタタとリベット(びょう)を打ち込むひびき、それに負けないように
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
海岸で見受けるもう一つの特徴ある造営物は、水から舟を引き上げる為の巨大な捲揚機まきあげきである(図382)。
もっとおどろくべきことには、この建物の奥が、潜航艇のドックになっているらしく、肋木ろくぼくに支えられた潜航艇や、捲揚機まきあげきや、空中にさし渡された軌道が、ひっそりと休止したままの姿で見えていた。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)