“まかふしぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
摩訶不思議100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ここに小さな壺がある。が、普通の壺ではない。摩訶不思議まかふしぎの仙人壺だ。そうして俺は仙人だ、嘘だと思うなら見ているがいい。この壺の中へ飛び込んで見せる」
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あまりにムクムクと膨れてきたので、破れたベビー服はよだれかけのように、申し訳にその首のあたりにぶら下っていた。こうして現れた摩訶不思議まかふしぎなる赤ン坊の大入道おおにゅうどう
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
主観というのは、一念三千のいである。客観というのは諸法実相の謂いである。もろもろの法は千変万化せんぺんばんか摩訶不思議まかふしぎである。これを描写しようとしても容易ではない。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)