“まかかしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
摩訶伽葉50.0%
摩訶迦葉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笑う事を学ぶためには、まず増長慢を捨てねばならぬ。世尊せそん御出世ごしゅっせいは我々衆生しゅじょうに、笑う事を教えに来られたのじゃ。大般涅槃だいはつねはん御時おんときにさえ、摩訶伽葉まかかしょうは笑ったではないか?
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
教外別伝を説くものの主張はこうである、釈迦は一代の教法を宣説するほかに、さらに拈華瞬目ねんげしゅんもくのとき破顔微笑はがんみしょうした摩訶迦葉まかかしょう正法眼蔵涅槃妙心しょうぼうげんぞうねはんみょうしん正伝しょうでんした、それを嫡々相承ちゃくちゃくそうじょうしたのが禅宗である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)