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まえわ
ふりがな文庫
“まえわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
前輪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前輪
(逆引き)
判官は今は仕方なく、一人落ちのびようとしたところへ、乗りつけてきた一騎があった。馬を並べると、むんずと組みついてきた敵を、判官は鞍の
前輪
(
まえわ
)
に押しつけた。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
と、
青母衣
(
あおほろ
)
を引き纏い、黒馬に乗った四、五十騎の武士が、旅人らしい三人の男女を、引っ捕らえんと騒いでいる。多勢に無勢やがて三人は、馬の
前輪
(
まえわ
)
に掻き乗せられた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
山三郎も
予
(
かね
)
て用意に鉄砲を鞍の
前輪
(
まえわ
)
に着けて来ましたから、互に鉄砲同士となってぴったり身構をしましたが、此の時に粥河圖書はとても
敵
(
かな
)
わんと心得たと見え、鉄砲をからりっと投げ出し
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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