“ぼだいじゅ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ボダイジュ
語句割合
菩提樹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コートの横手、菩提樹ぼだいじゅの老木のかげにベンチが一脚。それにアルカージナ、ドールン、マーシャがかけている。ドールンのひざには、本が開けてある。
きょうは灌仏会かんぶつえの四月八日なので、本堂の中には、菩提樹ぼだいじゅの葉で屋根をき、野の草花で柱を埋めた花御堂はなみどうができていた、御堂の中には甘茶をたたえ
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
精進を益々固く守り、彼女にとっては唯一の財宝である菩提樹ぼだいじゅの実の数珠が、終日その手からはなれなかった。
日は輝けり (新字新仮名) / 宮本百合子(著)