“ぼうぼうばくばく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茫々漠々50.0%
茫々莫々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとは如何に、眼の前は茫々漠々ぼうぼうばくばくとして何一ツ見えず、イヤ何一ツ見えないのでは無い、唯是れ漫々洋々として、大河だいがの如く大湖の如く大海だいかいの如く、漪々いいたり瀲々れんれんたり、汪々おうおうたり滔々とうとうたり
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
と、今は寒さに震えながら、下火に当っての物語、……茫々莫々ぼうぼうばくばくたる焼け跡の真黒な世界は、師走の鉛色な空の下に無惨なさまで投げ出されていました。