“ほんちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
奔注100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シューベルトにおいては、作曲は少しも労苦ではなく、旋律と和声の噴泉が、絶えずき上って、その奔注ほんちゅうの道を求めていたのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
風は※々しゅうしゅう両腋りょうえきに起こりて毛髪ち、道はさながらかわのごとく、濁流脚下に奔注ほんちゅうして、身はこれ虚空をまろぶに似たり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
自分の身体を持って行って、穴から奔注ほんちゅうする水を防ぎましたが、そんな事では、なんの役にも立たないことが、すぐ解ってしまいました。