“ほんごくちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
本石町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、東儀与力はせわしげに後へ戻って、加山耀蔵ようぞうには、ここの後始末をいいつけ、波越八弥には、本石町ほんごくちょうの佐渡平の店へ行って、彼のうちを出た日の前後の事情を調べてくるようにいいつけて
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「明日さぶが来たら」と栄二は書き終った注文帳をおすえに見せて云った、「これは本石町ほんごくちょうの大和屋へ持っていって、十日以内にこれだけそろえてもらいたいと、注文するように云ってくれ」
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
本石町ほんごくちょうの金物店へはいった。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)