“ほうえつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
法悦84.6%
放越7.7%
方悦7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
教育機関の立派になったお蔭でわれわれは学問することの法悦ほうえつを奪われたというと同じ逆説的な申分ではあるが、いくらかそういう感じがなくはないであろう。
ラジオ雑感 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
渠のあまりに平民的なる、その度を放越ほうえつして鉄拐てっかとなりぬ。往々見るところの女流の鉄拐は、すべて汚行と、罪業と、悪徳との養成にあらざるなし。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのうちに寄手の陣頭から、河内かだいの太守王匡おうきょう、その部下の猛将方悦ほうえつと共に
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)