“へんろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遍路92.9%
反路7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父は善根ぜんこんの深い人で、四国、西国の霊場を経巡へめぐ遍路へんろの人達のために構えの一棟を開放し善根の宿に当てていた。
抱茗荷の説 (新字新仮名) / 山本禾太郎(著)
彼の父は今から十年ばかり前に、突然遍路へんろみ果てた人のように官界を退いた。そうして実業に従事し出した。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
反路へんろには「雁断江天雪、梅開洛汭春、客中傷歳暮、況別故郷人」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)