“へいめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
平明100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アナトール・フランスは、また、世界で屈指くっし名文家めいぶんかです。文章は平明へいめい微妙びみょう調子ちょうしととのっていて、その上自然な重々しさをもっています。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
次に理性が進み出て、その特有の落着いた調子で、平明へいめいな、つくり飾りのない話をした。そしてどんなに私が現實を嫌惡けんをし、狂はんばかりに理想を渇望してゐたかといふことを云つた。
それにもまさ感情かんじやう平明へいめいをおもふ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)