“ぶば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武張95.0%
舞馬5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう気持を現わすのにも彼らは武張ぶばった言葉しか知らないのだ。従って、恐る恐る顔を出した土民には通じるわけが無かった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
或日、武張ぶばった様子をした五十五六の立派な男が、広教寺へ墓参に来た。土地の豪家で北辰一刀流の達人、橋本久五郎という人物である。
山の手の寺院にあるもの、幸にして舞馬ぶばわざわいまぬかれしといへども、移行く世の気運は永く市廛してん繁華の間に金石の文字を存ぜしむべきや否や。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)