“ふんべつざかり”の漢字の書き方と例文
語句割合
分別盛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それぢや分別盛ふんべつざかりだのに……」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
愚僧は右の如くわずか一、二年の間に妻妾さいしょう両人共うしなひ申候に付き、またもや妾を囲ひたきものと心には思ひをり候ものゝ、早や分別盛ふんべつざかりの年輩に相なり候ては、何となく檀家を始め人のうわさも気にかゝり候て
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)