“ふるほご”の漢字の書き方と例文
語句割合
古反古100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
反古ほごはそばから紙衣かみこや何かに使ってしまい、残っている物といえば、もとの草庵の壁やら襖紙ふすまった古反古ふるほごがあるぐらいでしかございませぬ
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お、甚内か。……ついでに彼方の縁にある古反古ふるほごをみんなこれへ運んで来て、燃やしてくれんか」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「縁側のほうへお廻りよ、少しばかり古反古ふるほごを払いますから」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)