“ふるくち”の漢字の書き方と例文
語句割合
古口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月三日、天気よく、二人は新庄を立ち、一里半程行つて、本合海もとあひかいから乗船した。それから古口ふるくちで乗継し、清川を経、雁川で下船した。それから羽黒へ行つてゐる。
支流 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
広益俗説弁こうえきぞくせつべん』巻十三には、海尊かいそん高館の落城に先だって山にのがれ、仙人となって富士・浅間・湯殿山ゆどのさんなどに時々出現するとあるが、羽前最上もがみ古口ふるくち村の外川とかわ神社の近くにも
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)