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ふゆきとどき
ふりがな文庫
“ふゆきとどき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
不行届
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不行届
(逆引き)
「——おゆるし下さいませ。お留守中の
不行届
(
ふゆきとどき
)
から、あのように叡山の衆を怒らせたのでございます」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
些細な
不行届
(
ふゆきとどき
)
にすら請人を呼び付けてキュウキュウ談じつけなければ腹の虫が
慰
(
い
)
なかったのだから、
肝癖
(
かんぺき
)
の殿様の御機嫌を取るツモリでいるものでなければ誰とでも衝突した。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
あいにく宅は普請中でございますので、何かと
不行届
(
ふゆきとどき
)
の儀は御容赦下さいまして、まず
御緩
(
ごゆっく
)
りと……と丁寧に
挨拶
(
あいさつ
)
をして立つと、そこへ茶を運んで来たのが、いま思うとこの女中らしい。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふゆきとどき(不行届)の例文をもっと
(14作品)
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