“ふみつぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
踏潰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、誰が暴れたのかわからないが昨夜の大きな酒樽が引っくり返って、栓が抜けている横に、汁椀が踏潰ふみつぶされている。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
候わば今日道通りの民家を焼払わしめ、明日は高清水を踏潰ふみつぶし候わん、と氏郷は云ったが、目論見もくろみ齟齬そごした政宗は無念さの余りに第二の一手を出して
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「大名の力でやりや、源太郎の家位は踏潰ふみつぶせさうなものぢやありませんか、家搜し位はお茶の子さい/\で」