“ふたびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二壜50.0%
二罎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうずに焼かれたパンが三いろに、葡萄酒ぶどうしゅが二本、修道院でできるすばらしい蜂蜜が二壜ふたびん、それに近在でも有名な、修道院製のクワスを入れた大きなガラスのつぼなどが出ていた。
たちまちドア開けて、三人の侍女、二罎ふたびんの酒と、白金の皿に一対の玉盞たまのさかずきを捧げて出づ。女房盞を取って、公子と美女の前に置く。侍女退場す。女房酒を両方にぐ。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)