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ふたくちみくち
ふりがな文庫
“ふたくちみくち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二口三口
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二口三口
(逆引き)
平岡は膳の
上
(
うへ
)
の
肴
(
さかな
)
を
二口三口
(
ふたくちみくち
)
、
箸
(
はし
)
で突つついて、下を向いた儘、むしや/\云はしてゐたが、やがて、どろんとした
眼
(
め
)
を上げて、云つた。——
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
女はやがて帰つて
来
(
き
)
た。今度は正面が見えた。三四郎の弁当はもう仕舞
掛
(
がけ
)
である。
下
(
した
)
を向いて一生懸命に
箸
(
はし
)
を突込んで
二口三口
(
ふたくちみくち
)
頬張つたが、女は、どうもまだ
元
(
もと
)
の席へ帰らないらしい。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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