“ふきどくりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不羈独立50.0%
不覊独立50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆さにふってふりまわしても出てくるものはニヒリズムばかり、ほかには何もない。左様さよう。外にうぬぼれがあるか。当人は不羈独立ふきどくりつの魂と言う。鼻持ちならぬ代物しろものだ。
いずこへ (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
不覊独立ふきどくりつ景影けいえいだにも論ずべき場所として学校のもうけあれば、その状、あたかも暗黒の夜に一点の星を見るがごとく、たといめいを取るにらざるも、やや以て方向の大概を知るべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)