“ふかち”の漢字の書き方と例文
語句割合
不可知100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
運命を自覚した影の薄い童子たちは、かろうじて通じている電車で旅程りょていに出るのだ。いろいろの不可知ふかち要素のともなっているこの生別せいべつは、万感深きものがあった。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
獨ぼつちの男の木、唯、氣で感應する女の木、不可知ふかちなかで一緒になれ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)