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びょうぶざか
ふりがな文庫
“びょうぶざか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
屏風坂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屏風坂
(逆引き)
するとその時、
屏風坂
(
びょうぶざか
)
の辺から近道をして追いついてきたのであろう。こけつ
転
(
まろ
)
びつ——声を揚げて追いついてきた角兵衛獅子のお三輪と乙吉。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その頃、
屏風坂
(
びょうぶざか
)
を上って真直に行くと動物園の方から来る通りで突き当りになる、
其処
(
そこ
)
に教育博物館というのがあって、わずかな入場料を取って公衆に見せていた。
幕末維新懐古談:65 学校へ奉職した前後のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
屏風坂
(
びょうぶざか
)
の下り口、慈眼大師の石垣へ、
葭簀
(
よしず
)
を掛けた一軒の茶店で袖無しを着た茶店の親爺が、山では珍らしくない、
酔
(
よい
)
どれ武士の
鼾
(
いびき
)
を揺り起している。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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