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ひんむし
ふりがな文庫
“ひんむし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引挘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引挘
(逆引き)
かの男はと見ると、ちょうどその順が来たのかどうか、くしゃくしゃと両手で
頭髪
(
かみ
)
を
掻
(
かき
)
しゃなぐる、中折帽も床に落ちた、夢中で
引挘
(
ひんむし
)
る。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
羽ばかり秋の蝉、
蜩
(
ひぐらし
)
の身の
経帷子
(
きょうかたびら
)
、いろいろの虫の
死骸
(
しがい
)
ながら巣を
引挘
(
ひんむし
)
って来たらしい。それ等が
艶々
(
つやつや
)
と色に出る。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひんむし(引挘)の例文をもっと
(2作品)
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