“ひんせき”の漢字の書き方と例文
語句割合
擯斥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友達に擯斥ひんせきせられても、末造が綺麗好で、女房に世話をさせるので、目立って清潔になっていたのが、今は五味ごみだらけの頭をして
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
カム人でも余程チベット風に染みて腐敗ふはいした奴はともかく、そうでない限りそんな人間はまずカム種族の中から擯斥ひんせきされてしまうです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
したがって世間の圧迫と擯斥ひんせきとは次第に彼らの上に加わる。その結果彼らはますます貧乏して、いよいよ不潔にもなったでありましょう。