“ひんくわはうかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
品花宝鑑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、「水滸伝すゐこでん」「西遊記さいいうき」「金瓶梅きんぺいばい」「紅楼夢こうろうむ」「品花宝鑑ひんくわはうかん」等の長篇を絮々綿々じよじよめんめんと書き上げる肉体的力量には劣つてゐると思つてゐる。
金瓶梅きんぺいばい肉蒲団にくぶとんは問はず、予が知れる支那小説中、誨淫のそしりあるものを列挙すれば、杏花天きやうくわてん燈芯奇僧伝たうしんきそうでん痴婆子伝ちばしでん、牡丹奇縁、如意君伝によいくんでん、桃花庵、品花宝鑑ひんくわはうかん、意外縁、殺子報、花影奇情伝