“ひょうしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冰釈50.0%
瓢杓50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しも行幸でもあって竜田の小鞍峯あたりでの吟咏ぎんえいとすると、小倉山考証の疑問はおのずから冰釈ひょうしゃくするわけであるけれども、「今夜は鳴かず」とことわっているから
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
既ニシテ川叉ニ寓シマタ羽生ニ移ル。翛然しゅくぜん歌ヲ詠ジソノ性ニ自適ス。頃之しばらくにして遠近争ツテ弟子ト為ル。しこうシテ四方来ツテ書画ヲ請フ者マタ陸続トシテ絶エズ。翁麹糵さけたしなミ口ニ瓢杓ひょうしゃくヲ離サズ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)