“ひょうこつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飄忽50.0%
飄骨50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時ならぬ風は飄忽ひょうこつとして起り、且つ止まり、人の胆を冷すそうでございますが、一体にこの胆吹のお山は気象の変化のはげしい山だそうでございまして、ことに怖るべきは
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
社会の縄墨じょうぼくを逸した飄骨ひょうこつ精悍せいかんなだけに、よくそれを導けば、天下の良民とはいかなくても、乱に用いて乱を治めるには足る者どもでございます
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)