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ひやかしきゃく
ふりがな文庫
“ひやかしきゃく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
素見客
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素見客
(逆引き)
「ヘエ、でも、本当の貰いはこれからで御座います。
素見客
(
ひやかしきゃく
)
は後生気はありませんが、本当に遊ぶ方は、いくらでも恵んで下さいます。ヘエ、南無」
銭形平次捕物控:174 髷切り
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
やっとこの買手は決して
素見客
(
ひやかしきゃく
)
ではないという見定めが付いたのであろうか。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
翻える
暖簾
(
のれん
)
に掛け行燈、出たりはいったりする
仲居
(
なかい
)
や
曳子
(
ひきこ
)
、ぞめいて通る
素見客
(
ひやかしきゃく
)
、三味線の音色、唄う声、——遊女屋にまじって蔭間茶屋、市川桝之丞、浅尾庄松、
門
(
かど
)
にこんな名が記されてある。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひやかしきゃく(素見客)の例文をもっと
(3作品)
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