“ひゃくまんべん”の漢字の書き方と例文
語句割合
百万遍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろ行住座臥ぎょうじゅうざがが念仏の中に在るともいうべきで、百万遍ひゃくまんべんはおろか、無辺際むへんざいの念仏であります。しかしそれは数のことではなく、ただの繰返しではありません。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
木村ガ間借リシテイルノモ百万遍ひゃくまんべんノ近所デ田中門前町デアルカラ、コノ方ハ関田町ニ一層近イ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
やがて東のかた百万遍ひゃくまんべん革堂こうとう(行願寺)のあたりにも火の手が上ります。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)