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ひふすがた
ふりがな文庫
“ひふすがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
被布姿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
被布姿
(逆引き)
お倉は老ても身だしなみのよい女であって、老年になっても顔は艶々としていた。切髪のなでつけ
被布姿
(
ひふすがた
)
で、着物の
裾
(
すそ
)
を長くひいてどこの
後室
(
こうしつ
)
かという容体であった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
もう三十七八ともみえる女は、その時も綺麗に
小皺
(
こじわ
)
の寄った
荒
(
すさ
)
んだ顔に薄化粧などをして、古いお召の
被布姿
(
ひふすがた
)
で来ていたが、お島の権幕に
怯
(
お
)
じおそれたように、
悄々
(
すごすご
)
出ていった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ひふすがた(被布姿)の例文をもっと
(2作品)
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