“ひとつばし”の漢字の書き方と例文
語句割合
一橋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともそれも少しの間で、また一橋ひとつばしへ引移り、ついに卒業まで、車でそこへ通ったのです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
一橋ひとつばしの高等女学校を卒業なされて、博士の留学のお留守中にも、明治女学校にかよい、松野フリイダ嬢に学び英語を専習されました。ピアノは和歌と同門の友橘糸重たちばないとえ女史に教えられてお出でした。
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その頃予の通学せし一橋ひとつばしの中学校にてはつとに制服の規定ありしかば、上衣だけは立襟たちえりのものを着たれど長ズボンは小児の穿うがつべきものならずとて、予はいつも半ズボンなりしかば
洋服論 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)