“ひげざむらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
髯侍33.3%
髭侍33.3%
鬚侍33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庄田という髯侍ひげざむらいの姿を仰ぐと、馴染みとみえて、茶売りの老人は
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
髯侍ひげざむらいは、城太郎やその女性と、歩調をあわせて歩みながら
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝涼のころに出かけて来たのであったが、ここではもうまぶしい日があやにくにも正面からさしてきていたので、西向きの座敷のほうに席をして髭侍ひげざむらいを呼んで話をさせていた。
源氏物語:48 椎が本 (新字新仮名) / 紫式部(著)
わたしを組み伏せた鬚侍ひげざむらいは、一生懸命になわをかけながら、「今度こそは甚内を手捕りにしたぞ」と、つぶやいていたではありませんか? そうです。
報恩記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)