“ひがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
干潟97.5%
火堅2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浜手へ向った右翼、大館宗氏の一隊が、この朝の引潮どきを狙ッて、稲村ヶ崎の干潟ひがたつたい、敵中突入への“抜け駈け”に出たのであった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜になると下流の発電所への水の供給が増すせいであろう、池の水位が目に立つほど減って、浅瀬が露出した干潟ひがたになる。
沓掛より (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
堀田原の家は師匠在生中、蔵前に移ったにつき、同所は火堅ひがたい所ゆえ、別段立ち退き用心の家も不必要の所から堀田原の家は売られましたので、私は寿町へ転じました。