“ひいきぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
贔屓分75.0%
贔負分25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今更贔屓分ひいきぶんでいうのではありません、——ちょッ、目力めか(助)編輯へんしゅうめ、女の徳だ、などと蔭で皆憤懣ふんまんはしたものの、私たちより、一歩ひとあしさきに文名をせた才媛さいえんです、その文金の高髷たかまげの時代から……
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「殿様、うまくひとつ書いてやっておくんなさいましよ、贔負分ひいきぶんにね」
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)