“ばいらん”の漢字の書き方と例文
語句割合
霉爛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この辺の土質は花崗岩の霉爛ばいらんした砂地である為に、雨は降っても道はぬからない。路傍の草なども綺麗に刈り払われてあった。
磊磈らいかいたる熔岩から成る火山が、幾多の年月を経て、岩石霉爛ばいらんの結果、秀麗なる外観を呈するに至ったなどと、曖昧なことは書かずともあるきものを
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
地図には表わしてないが西側から喰い込んだ危いガレが二つばかりある、其縁を辿ると下から吹き上げる風に、霉爛ばいらんした粉のような黄色の細砂が舞い上って目もあけず息もつけない
美ヶ原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)