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はんちく
ふりがな文庫
“はんちく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
斑竹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斑竹
(逆引き)
若者は襟を取られたまま、
斑竹
(
はんちく
)
の笛をふり上げて、横払いに相手を打とうとした。が、素戔嗚は手もとを
緩
(
ゆる
)
めるまでもなく、遊んでいた片手を動かして、苦もなくその笛を
扭
(
ね
)
じ取ってしまった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
美しい顔、
燦
(
きら
)
びやかな勾玉、それから口に当てた
斑竹
(
はんちく
)
の笛——相手はあの
背
(
せい
)
の高い、風流な若者に違いなかった。彼は勿論この若者が、彼の野性を軽蔑する敵の一人だと云うことを承知していた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
するとそこへもう一人の若者が、
斑竹
(
はんちく
)
の
笛
(
ふえ
)
を帯へさして、ぶらりと山を下って来た。それは部落の若者たちの中でも、最も精巧な勾玉や
釧
(
くしろ
)
の所有者として知られている、
背
(
せい
)
の高い
美貌
(
びぼう
)
の若者であった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(4作品)
見る
“はんちく”の意味
《名詞・形容動詞》
はんちく【半ちく】
(主に東京方言・江戸弁)中途半端。
(転じて)閑散。
(出典:Wiktionary)
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ふちく