“はんしゅつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
搬出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
経済地の恐慌きょうこうは、不景気よりも何よりも戦争の跫音あしおとだった。——足弱の避難につづいて、堺の財貨は、日々、堺の外へ搬出はんしゅつされて行った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この租界の外に搬出はんしゅつされてしまったのであるか、それとも時限器の狂いでもって、二十六日以後に爆発するのであるか、そのへんははっきりしない。
さっそくその口吻こうふんささやき合ったわけだが、なんぞはからん、その後伝えられたところによると、岐阜城の金は間もなく、続々金蔵から搬出はんしゅつされて、世の陽の目を見ているという。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)