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はまぢ
ふりがな文庫
“はまぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濱路
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濱路
(逆引き)
里子の
濱路
(
はまぢ
)
と、よく似てゐるのを幸ひ、娘をゆく/\大旗本の跡取娘にするため、人知れず取換へて育て上げ、濱路をお關にして手許に留め置き、お關を濱路として
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
送らん
特
(
こと
)
に木曾とありては玉味噌と
蕎麥
(
そば
)
のみならん京味を忘れぬ爲め通り三丁目の嶋村にて汲まんと
和田鷹城子
(
わだおうじやうし
)
と共に勸められ南翠氏が
濱路
(
はまぢ
)
もどきに
馬琴
(
ばきん
)
そつくりの送りの
詞
(
ことば
)
に久しく飮まぬ
醉
(
ゑひ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
小日向
(
こびなた
)
に屋敷を持つてゐる、千五百石取の大旗本大坪
石見
(
いはみ
)
、非役で内福で、此上もなく平和に暮してゐるのが、朝起きて見ると、娘の
濱路
(
はまぢ
)
がまるつきり變つて居たといふのです。
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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