“はねざわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羽根沢50.0%
羽沢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝麻布の娼家しょうかを立出で、渋谷村しぶやむら羽根沢はねざわ在所ざいしょに、以前愚僧が乳母うばにて有之候おつたと申す老婆ろうば
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
慊堂の歿した弘化元年より三年間石経山房を守つてゐたとすると、樵山は二十四歳より二十七歳に至る間羽沢はねざわにゐたのである。さて弘化四年中に樵山は青山にうつつたであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)