“はなしぶり”の漢字の書き方と例文
語句割合
話振100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外国こと亜米利加あめりかだの欧羅巴ようろっぱの書生に較べて、日本書生のく悪い癖であって、ちょっと話振はなしぶりを聞くと、高尚なような、また深いように聞えるけれども、モウ三分か五分話していると
今世風の教育 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
この僧は若いに似合わずはなはだ落ちついた話振はなしぶりをする男であった。低い声で何か受答えをしたあとで、にやりと笑う具合などは、まるで女のような感じを宗助に与えた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)