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はつかわず
ふりがな文庫
“はつかわず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
初蛙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初蛙
(逆引き)
短檠
(
たんけい
)
の光は時折、
烏賊
(
いか
)
のような墨を吐き、風の間に、どこかで
片言
(
かたこと
)
の
初蛙
(
はつかわず
)
が鳴く。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初蛙
(
はつかわず
)
の声もする。
夫婦
(
ふたり
)
は、あれから後も寝てはいないようだった。やがて、ひそひそ声がとぎれると、なにか身装いをしだしたり、雨露次が、どこからか、妻と自分の
草鞋
(
わらじ
)
など探して来た風だった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
池には、
初蛙
(
はつかわず
)
の片言が、ケロケロ聞え出している。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はつかわず(初蛙)の例文をもっと
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